木材・木製品製造業の仕事内容

山林と共に暮らしてきた日本の重要産業

古くから日本は山林と共に暮らしてきたという歴史があり、木材というのは日本の生活の中にしっかりと溶け込んでいます。
最も身近な素材であり、日本の住宅の多くが木材を利用して作られ、現在はより一層自然素材の家づくりが注目されていますので、木材のよさ、天然素材のよさがみなおされています。

木材・木製品製造業は、合板製作以外にも、床柱等の銘木や竹やきりゅうなどを原料として木製容器などを製造する事も含まれています。
家具、建具など同じ木材を利用する場合は、木材・木製品製造業ではなく、家具・装備品製造業です。

多くの大手メーカーが存在し、中小企業も多い業界ですが、産業としては化粧傾向にあります。

建築業界の景気動向を大きく受ける業界

短期間で業績が落ちているという事はありませんが、長い目で見ると産業として減少傾向にあります。
製材品などは建築用材が多くを占めているので、この木材・木製品製造業においては建築業界の景気動向を色濃く受ける業界といっていいでしょう。

最近は合板よりも、品質の高い原木を利用するものを安定供給できるような体制を作ることが主流となっています。
木材の品質にかけてはJAS、日本農林規格が定められているので、この品質のある信頼される木材などを提供できる状態であることが求められています。

給与面をみると月平均給与額は35万弱という状態です。
調査産業全体をみると35万円以上という状態なので、ほかの業界よりもいい状態と考えていいでしょう。
ただどこに雇用されるかによって、お給料もどの程度もらえるのか大きく違ってくるので、転職を考える方は、雇用条件や給与面などをよく確認する必要がありそうです。

木材・木製品製造業で働くメリット・デメリット

木材産業についても、技術面が求められることが必須です。
特に日本は精密なモノづくりが基本となっているので、国産材を利用した合板技術や、準不燃材の内装木材、耐熱壁等、重要となる製品の技術を持っている事、経験を持っていないと、なかなか雇用されにくいという事があるでしょう。
技術的な面、さらに知識を持っていないと雇用されることが難しいという事がデメリットです。
木材についての知識は多岐にわたり、経験で培っていく知識もあるので経験のある方の方がより雇用され易く、未経験で雇用される場合、お給料がかなり低い可能性が高い・・と考えておく方がいいかもしれません。

また小規模工場は次第に減っている状況なので、事業所選びに苦労するという点もデメリットといわれます。
ただ、技術、経験豊かな人材は、どの企業もほしいと考えるため一定のお給料を頂けるでしょうし、経験を活かしたプラスの転職ができます。