家具・装備品製造業の仕事内容

家具・装備品製造業とは

木材の製造業?と思っている人が多いのですが、家具などを作る仕事は家具・装備品製造業となります。
家庭やオフィスなどで利用される木製や金属製の家具、仏壇、神棚、障子、雨戸、ふすまといった建具類、パーテーションや屏風などについても、家具・装備品に分類されています。
間違い安いのは、オーダーメイドで個人注文で作られる家具・建具類については家具・建具製造ではなく、卸売業・小売業になります。
また家具のメンテナンス、修理、改造などを行う業務については、サービス業となります。

現況はどうなのか

木材・木製品製造業は建築業界の状態にかなり左右される状態にあるのですが、実は、この家具・装備品業界の事業所数は増加傾向にあり、建築業界に左右されるという側面があっても木材・木製品製造業よりも先行きが明るい産業といえます。

この家具・装備品製造業の特徴としては、大手企業は少なく中規模クラスの事業所が多いという点です。
4人から29人苦ありの中規模クラス事業所が多いということで、雇用についても多い状態とされています。

以前じゃ住宅新築や転居に伴い需要が多くなるといわれていたため、建築業界の傾向を強く受けるといわれていたのですが、最近は、比較的低価格でシンプル、どこでも利用できる製品作りが行われていること、また逆に、家具専門職人が専門店で素材、デザインにこだわりを見せる商品づくりが行われているなど、二極化が進んだことなども影響し、建築業界の動向を強く受けるという状態ではなくなってきています。

本物志向が若い世代にも移行し、上質な家具を長く利用したいという気持ちを持った方が多くなり、国産材を利用した非常に上質な家具、長く使うほどに味がでてくる伝統技法を利用した家具などがみなおされています。
そのため、この業界はこの先、明るい将来が見えている業界といえます。

就職する事業所によって給与が大きく変わる

一般的な家具を作り出している中小規模の事業所の場合、一定の商品を作り出すという仕事になるので、将来大きく給料が上がるという事も考えにくいのですが、例えば現在注目されている昔ながらの伝統的家具や、年月が長くなるほど味の出てくる家具などを作っている事業所では、経験を積んでいくほどに給料が上がる傾向にあります。

デメリットとしては経験を積んで腕がよくなることでお給料が上がる実力主義的な面が強いという面でしょう。

最近は鉄やアルミなどを利用した工業系の家具についても注目が集まっているので、流行を分析しながらどのような事業所に雇用されるのがいいのか?しっかり考える事が必要です。
腕と経験によってはかなり高給になる可能性もある夢のある業界ですが、常に情報を集め知識と技術を持って高いモチベーションで仕事をしていくことが求められるでしょう。